

2025年度生化学川柳第七週目優秀川柳賞/2025Biochemistry Haiku prize week7
先週は糖について学びました。 糖は私たちの生命活動を支える最も基本的なエネルギー源のひとつです。しかしその役割はエネルギー供給にとどまりません。糖は構造材としても重要であり、例えばセルロースは植物細胞壁の主要構成成分であり、グリコサミノグリカンはヒトの結合組織に弾力性を与え...


2025年度生化学川柳第六週目優秀川柳賞/2025Biochemistry Haiku prize week6
先週は酵素について学びました。 酵素は私たちの体内で起こるあらゆる化学反応を加速させる、生命に欠かせない触媒です。酵素は特定の基質と高い特異性をもって結合し、その結合の合成や分解を促進します。無機触媒とは異なり、生体酵素は37℃前後の穏やかな条件下で反応を進め、しかも副反応...


2025年度生化学川柳第五週目優秀川柳賞/2025Biochemistry Haiku prize week5
先週はタンパク質の機能について学びました。 私たちの体内では、実に多くのタンパク質が複雑かつ精密に働いています。酸素を運搬するヘモグロビンや、細胞内に酸素を貯蔵するミオグロビン、外敵を認識して排除する抗体、そして私たちの体を動かすアクチンやミオシン。こうしたタンパク質は、リ...


葛西くん、お誕生日おめでとう!Happy Birthday Sota!
本日は葛西くんの誕生日をお祝いしました。 日野森くんからは、チープカシオと呼ばれるおしゃれな腕時計のプレゼントがありました。 シンプルながら機能的で、時間にきっちりしている葛西くんにぴったりの贈り物です。 私は、チョコレートケーキを焼いてきました。...


2025年度生化学川柳第四週目優秀川柳賞/2025Biochemistry Haiku prize week4
先週はタンパク質の構造について学びました。 アミノ酸残基が約50個以上つながったポリペプチドを一般に「タンパク質」と呼びますが、ほとんどのタンパク質は特定の三次元構造をとることで初めて機能を発揮します。タンパク質の構造は4段階に分けて理解されており、アミノ酸の並び順である「...


2025年度生化学川柳第三週目優秀川柳賞/2025Biochemistry Haiku prize week3
先週はアミノ酸について学びました。 タンパク質を構成するアミノ酸は、アミノ基とカルボキシ基を同時に持つ炭化水素化合物で、中心のα炭素に側鎖(R基)が結合しています。この側鎖の性質により、アミノ酸は非極性・極性・荷電性など多様なグループに分類されます。生体内には100種類以上...


2025年度生化学川柳第二週目優秀川柳賞/2025Biochemistry Haiku prize week2
先週の講義では「水」について学びました。 ただの水ではありません。生命にとって不可欠で、他のどんな溶媒とも異なる、非常に特異な性質をもった物質としての水です。 水分子は1つの酸素原子と2つの水素原子からなる極性分子で、酸素の高い電気陰性度と分子構造のために、水素結合という特...


2025年度生化学川柳第一週目優秀川柳賞/2025Biochemistry Haiku prize week1
先週よりスタートした「生化学1」の講義。 生化学とは「生物の化学」。細胞を中心に、生命活動を支える分子やエネルギー変換、遺伝子の情報伝達、進化の原理まで、幅広い視点で理解を深めていきます。 初回では、生体分子の立体構造や、細胞の階層的な構造、そしてエネルギー共役反応(ATP...


チュータータイム
理科大では「チューター制度」という担任制度があり、1年生から3年生までの学生に対して、各担当教員が継続的にサポートを行っています。特に新入生にとっては、大学生活のスタートにあたって不安や疑問が多いため、ガイダンス終了後には研究室に招いて、上級生との対話の場となる「チューター...


新年度の講義が始まりました
先週は入学式をはじめ、研究室ゼミなど一連の新年度ガイダンスが行われました。 いよいよ今週からは、新年度の講義がスタートです。 本日も気持ちの良い晴天で、先週まで満開だったピンク色の桜に代わり、キャンパスには新緑の眩しい季節が訪れました。...