西野研実習5日目/NishinoLabExperiment Course Day5
先週火曜に始まった今年度の実習は、本日で最終日を迎えました。
本日は4日目と同じ内容を扱い、実験班と演習班を入れ替えて実施しました。
実験班では、実習の開始時に当日の実験内容や手順をホワイトボードで説明します。
この情報は実習の手引書に記載さていますが、各班のTAはそれを分かりやすく伝えるよう努力しています。
前回の復習から今回の内容や注意すべきポイントなどを図を使って整理し、実習が始まる前に準備しています。
実習が始まると、学生に対して実習内容を説明し、その後で実験を実施します。
西野研の実習は通常、1班に6名の学生と1名または2名のティーチングアシスタントから成るセットで行われます。
大学院生の学生は昨年の経験がありますが、4年生の卒研生は初めて教える立場となります。
昨年までは学生として指導を受けていましたが、今回は教える側に回ることで、わかりやすく伝える方法を学びます。
実験の待ち時間を利用して、実験内容だけでなく学生生活や研究室での話をする機会もあります。
演習班では、手順を一つ一つ確認しながら進めていきます。
パソコンの機種による違いや不具合など、想定外の問題が発生することもありますが、
学生とTAは協力して問題を解決してきます。
このように実験実習は、教える側と教わる側の両方に高い教育効果があります。
普段の授業では私が主導し、TAをサポートしますが、実習ではTAが中心となり、私はバックアップ役としてサポートします。
今年も研究室の学生が協力してくれたおかげで、無事実習が終了しました。
その後、研究室で打ち上げを行い、皆さんの努力をたためました。
私は感謝の意を込めて、疲労回復の入浴剤をプレゼントしました。
窓の外を見ると、最近は暖かい日が続いているようで、季節外れの桜が咲いていました。
こちらの写真は、私たちの研究棟の隣で工事中の新研究棟建設現場です。
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