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耐熱性酵素の秘密に迫る:学生たちがつなげた研究成果

  • 3月25日
  • 読了時間: 2分

今回は、当研究室の研究成果が学術誌に掲載されましたので紹介します。


本研究は、学生の発案によるプロジェクトです。

筆頭著者の野島君は、コロナ禍で研究室が閉鎖されるという厳しい状況の中で研究をスタートし、試行錯誤を重ねながらテーマの基盤を築きました。

その後、この研究を引き継いだのが、中国からの留学生である陳さんです。

修士課程の2年間という限られた時間の中で、高分解能の結晶構造解析に加え、酵素活性測定や物理化学的解析まで幅広く取り組み、本研究の中心となる成果をまとめ上げました。

また、現在京都大学に所属する黒川さんによる物理化学的解析のサポート、そして研究室助教の伊藤君による実験・解析面での支援により、研究はより深く、多角的に発展しました。

学生・若手研究者・教員が連携して進めた研究の一つの成果と言えます。


研究内容としては、「耐熱性クチナーゼ」という酵素の構造と機能に着目し、高温でも安定に働きながら基質を認識する仕組みを明らかにしました。酵素全体の安定性と、活性中心近傍の柔軟な動きが組み合わさることで、効率よく反応が進むことが分かりました。


このような知見は、PET分解などのプラスチックリサイクルに応用可能な酵素設計にもつながると期待されます。

本論文は以下のリンクよりご覧いただけます。

当研究室では、今後も学生が主体となって基礎から応用へとつながる研究を推進していきます。


 
 
 

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Tokyo University of Science

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© 2020 by Tatsuya Nishino

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