top of page

第7回バイオインフォマティクス川柳優秀作品発表/Bioinformatics 7th week Haiku Prize

先週はエピゲノムとメタゲノム、パスウェイについて学びました。

次世代シークエンスを使ったChIP-seq法やBS-seq法によって

私達の遺伝情報の多様性が明らかになりました。

一卵性双生児でゲノム配列は全く同じにもかかわらず、

体質や体格、性格が異なるのは塩基配列によらない遺伝情報の影響です。

父親と母親から受け継がれた遺伝子の、どちらをどの程度発現するかによって

元の配列は同じでも全く違った形質になります。

メタゲノムは環境中の微生物情報を次世代シークエンスで明らかにする方法です。

培養が困難な様々な環境に生息している微生物の組成を明らかにし余す。

ウイルスに対しても適用することが出来ますが、

標準試料がなかったりRNAで出来ているものもあるため、同定には少し工夫が必要です。

パスウェイ解析は個々の遺伝子がお互いどのような関係にあるかをマップとして表記します。

化合物の代謝経路や細胞内のシグナル伝達など、

遺伝子は単独で機能することは少なく、何かしらの相互作用があります。

単純な経路になっているものもあればネットワークになっているものもあります。

パスウェイ経路を調べることで、各遺伝子の関係が明らかになります。


先週の優秀川柳は以下の5句です。


勉強の、モチベをメチル化、意思硬く!

つながりが 一目でわかる パスウェイマップ

パスウェイは 宝の地図と いい勝負

運営者 縁の下の 力持ち

先生と 次に会うのは 来年か(泣)


来週は期末試験です。

皆さんしっかり復習してください。


以下はがんのパスウェイです。




Comments


bottom of page