第6回バイオインフォマティクス川柳優秀作品発表/Bioinformatics 6th week Haiku Prize
先週はトランスクリプトームとプロテオームを学びました。
ゲノム配列解析と同様に次世代シークエンスによるRNA-Seqが盛んに行われ、
今までにないスピードで細胞内の発現状況が明らかになっています。
1細胞由来single cell RNA-seqは集団内の細胞のバリエーションを明らかにすることが出来ます。
一方、プロテオーム解析に使用する質量分析計も検出感度や精度が向上し、
最近新型コロナウイルスを呼気で検出する装置が開発された、とニュースになりました。
このように転写やタンパク質の発現は直接機能に影響するため、
精度良く迅速に検出する技術開発によって私達の生活が向上していくはずです。
先週の優秀川柳は以下の5句です。
クラスター 近しいものと つなぎたい
プロテイン 飲むんじゃなくて 解析する
蛍光に 染まる細胞 芸術だ
実際に 実験・解析 やってみたい!
理科大生 恋人いない ペアエンド
来週も楽しみにしています。
以下のページはThe Human Protein Atlasで、ヒトの蛋白質の発現状況をまとめたデータベースです。
アンドロゲン受容体の細胞内発現を表示しています。
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