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第3回バイオインフォマティクス川柳優秀作品発表/Bioinformatics 3rd week Haiku Prize
- nishinotatsuya
- 2020年10月7日
- 読了時間: 1分
先週は配列解析の二回目、マルチプルアラインメントです。
比較する配列が多くなると組み合わせも指数関数的に増加します。
そのため、動的計画法では天文学的な時間がかかってしまいます。
また、多くの場合、興味がある配列は進化的に離れていて、
ギャップやインサート領域が多く、保存関係が明確でありません。
そのような中から興味ある配列を見つけてくる際に役立つのが、
プロファイリングなどの確率的影響を含めたアプローチや、
隠れマルコフモデルという状態遷移確率を含めたアプローチです。
ClustalOmegaはそれらを採用したサーバーで、
効率よくマルチプルアラインメントを行い、系統樹も作ってくれるため、
バイオインフォマティクス解析には欠かせません。
先週の優秀川柳は以下の5句です。
BLASTで 運命の人も 探したい
マルチプル 7配列で 8万年
モチーフを 確率論で プロファイル
私にも、隠れた機能、あるのかな?
性格も アラインメント できたらな
来週も楽しみにしています。


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