構造生物化学実験2,3日目
木曜日と金曜日は、構造生物化学実験の二日目と三日目を行いました。
2年生の生命システム工学実験と同様に、各学生が生化学的解析に取り組むウェット実験班と、タンパク質のモデル構築や解析を行うドライ実験班に分かれて実習を行いました。
ウェット実験班では、組換えタンパク質の可溶性と熱耐性に焦点を当てました。
実習開始前には、M2の久保園さんが実習内容を実験班担当のTAとの確認しました。
初日の組換えベクター解析の成果を踏まえ、組換えタンパク質の発現と可溶性、耐熱性タンパク質の熱耐性を調べました。抽出液を遠心して可溶性画分と不溶性画分に分離し、可溶性画分を異なる温度で熱処理して、それぞれの温度での可溶性画分を調べました。各実験台では班を指導してくれるTAが、3年生に向けて実習の説明を行ってくれました。
また、実験ではTAのサポートを受けながら3年生が主体的に取り組みました。
ドライ実験班では、二日目はM2の菊池くんが、三日目はM2の大力さんが講師となり、組換えタンパク質の構造予測を行いました。
こちらでも、実験開始前にはその日の実習内容を各TAと確認した後で進めました。
こちらでは、Discovery StudioやAlphaFoldなどのツールを用いて、ベクターから発現されるタンパク質の立体構造を解析し、その機能についての予測を試みました。
それぞれのステップでは、各TAがサポートに回ってくれました。
実習一週目お疲れ様でした。
来週もよろしくお願いいたします。
Komentarji