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2025年度生化学川柳第八週目優秀川柳賞/2025Biochemistry Haiku prize week8

  • 執筆者の写真: nishinotatsuya
    nishinotatsuya
  • 6月11日
  • 読了時間: 2分

先週は中間試験を実施しました。


4月中旬から始まった生化学の講義も、ここまででちょうど7週間。基礎から始まり、水の性質、アミノ酸とタンパク質の構造・機能、酵素の触媒作用、そして糖質と糖鎖の生物学に至るまで、毎週ノンストップで学びを積み重ねてきました。


各回の冒頭では英語の科学動画を視聴し、簡単なクイズに挑戦してもらいました。講義そのものは反転授業形式で進め、事前に配信した教科書解説動画を視聴したうえで、授業中には復習問題と章末課題を、毎回異なるペアで協力して取り組んでもらいました。今回の中間試験では、それらの学習内容を基に、基本的な知識の定着だけでなく、応用的な理解を問う問題も含めて出題しました。


先週の優秀川柳は以下の5句です。 構造が 夢にも出てくる テスト前

試験中 隣の鉛筆 速すぎる

終わっても 頭のはてなが 止まらない

生化学 後半はじまる がんばろう

期末こそ ハッピアーゼで ハッピーに

中間試験の緊張感や終えたあとの余韻、そしてこれからの後半戦への意気込みが詠まれています。


以下の画像は「幸せホルモン」とも呼ばれるオキシトシンの構造をモチーフにしたものです。























オキシトシンは人とのふれあいや信頼関係の構築など、社会的なつながりに関与するホルモンとして知られています。試験勉強は大変だったかもしれませんが、その努力は確かに皆さんの中に蓄積されています。そして、この試験を乗り越えた先には、またひとつ新しい学びと、“ハッピー”が待っていることでしょう。


オキシトシンに興味がある方は、以下のScientific Americanの紹介記事もぜひ読んでみてください。


 
 
 

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