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2024年度西野研実習

本日より西野研究室が担当する学生実習が始まりました。例年は3年生を対象にしていましたが、今年度から新たな体制として、月曜午後に2年生、火曜・木曜・金曜の午後に3年生の学生実習を行います。5学科体制の導入に伴い、これまで1年生向けだった「基礎工学実験」を「生命システム工学実験」として2年生が対象となりました。


当研究室の実習の目的は、タンパク質構造の理解と遺伝子組換え技術の習得にあります。2年生は、蛍光タンパク質を使用した電気泳動実験を通じて、分子量やタグの影響によるタンパク質の特性の違いを観察し、理論と実験操作を結びつける基礎的なスキルを身につけます。


一方、3年生の実習では、遺伝子組換え技術に焦点を当て、蛍光タンパク質GFPや耐熱性蛍光タンパク質TGPの発現や精製を行います。学生たちは、SnapGeneやDiscovery Studioなどのソフトウェアを用いてタンパク質の立体構造を理解し、分子レベルでの解析スキルを深めていきます。


このような実習を円滑に進めるために、研究室メンバーは夏休み前から実習内容の確認やサンプルの準備に多くの時間を割いて取り組んでくれました。2年生・3年生がそれぞれの段階に応じた内容で無事に実習を進め、学びを深められることを願っています。


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