2024年分子生物学会年会@福岡
11月27日から29日にかけて、福岡国際会議場で開催された第47回日本分子生物学会年会に参加しました。初日は午前中に3年生向けの講義を行った後、飛行機で福岡へ向かいました。東京では20度を超える暖かさでしたが、福岡へ近づくにつれて偏西風が強まり、到着が遅れる結果に。空港から地下鉄で博多駅まで移動し、ホテルに向かう道中では冷たい雨に見舞われ、途中で雹も降るという日本海側らしい天候を実感しました。
分子生物学会では、毎日300題を超える口頭発表や1000題以上のポスター発表が行われます。そのため、どのセッションに参加するか事前の計画が重要です。発表内容は、私たちが扱うタンパク質といった分子レベルの研究から、細胞、個体、環境、生態に至るまで多岐にわたります。
二日目は、シンポジウムやワークショップに参加して研究発表を見聞きする一方で、旧知の研究者と近況を語り合う機会もありました。午後には、助教の伊藤くんとM2の大力さんがポスター発表を行い、それぞれの最新の研究成果を紹介しました。来場者からのフィードバックも活発で、研究の新たな方向性を考えるきっかけとなったようです。
昨年は田村さんのポスター発表を写真で見るだけでしたが、今年は発表にも立ち会うことができました。
この2年半の成果を共有する姿を見て、大きな成長を感じました。
ポスター発表後には、理科大の同期たちと記念撮影を行い、和やかな時間を過ごしました。。
三日目は、知り合いが登壇する染色体関連のシンポジウムに参加しました。
最新の研究成果に関する議論が繰り広げられ、非常に刺激を受けました。
短期間ながら濃密なスケジュールで、多くの学びと交流が得られた学会でした。
参加できて本当に良かったです。
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