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2023年度生化学川柳第七週目優秀川柳賞/2023Biochemistry Haiku prize week7

先週は糖について学びました。


糖は別名「炭水化物」と呼ばれ、植物の光合成によって二酸化炭素と水から合成されます。

私たちの体の重さの約半分は、炭素を中心とした化合物であり、炭水化物の形で多くの栄養を摂取しています。

炭水化物は体内で分解されると再び二酸化炭素と水になり、その過程でエネルギーに変換されます。


砂糖やデンプンなどの炭水化物は、唾液中のアミラーゼなどの糖質分解酵素によって消化されます。

一方、セルロースなどの食物繊維も同じブドウ糖でできていますが、私たちはセルロースを分解する酵素持っていなません。そのため、食物繊維はカロリーが低いという特徴があります。

草食動物もセルロースを分解する酵素を持っていませんが、消化器系に共生する微生物がセルロースを分解してくれるため、草食動物はセルロースをエネルギー源として利用することができます。


先週の優秀川柳は以下の5句です。


–糖類の 勉強するのは 甘くない

–結合の 形で変わる 味さえも

–結合の 違いで生まれる 多様性

–ピラノース 5人になったら フラノース

–セルロース 分解するのは 微生物


スーパーで販売されているナタデココは、

ココナツの絞り汁が微生物によって発酵されてできた食物繊維の集まりです。

あのグニュグニュとした食感は食物繊維によるもので、

拡大してみると繊維が網目状になっていることがわかります。

ナタデココはカロリーも低く、腹持ちもいいため、おやつとしてピッタリですね。































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