top of page

2022年度第4回バイオインフォマティクス川柳優秀作品発表/2022Bioinformatics 4th week Haiku Prize

先週は構造バイオインフォマティクスを学びました。

生体分子が機能するためには、特定の三次元配置を取ることが重要です。

タンパク質を構成するアミノ酸はL型で、鏡像体の一方のみが使われます。

このような偏りによって、タンパク質が空間的な制約を受けます。

タンパク質の立体構造分類は、このような制約の中にあるタンパク質が取りうる構造を纏めたもので、

SCOPやCATHなどのフォールドデータベースに収められています。

これまでのタンパク質の立体構造解析により、フォールドの多様性が明らかになっています。

PDB(Protein Data Bank)に蓄積された立体構造情報も日々更新され、現在では20万に迫る勢いです。

下のグラフは近年の登録状況をグラフ化したものです。

毎年約1万ずつ増えていて、近年は更に加速している状況です。


さて、先週の優秀川柳は以下の5句です。


SCOPで タンパクワールド 掘っていく

たんぱくの 構造予測 多様だな

タンパク質 個性豊かな 構造だ

タンパク質 無数の構造 興味深い

人々の 努力が詰まった PDB


来週も楽しみにしています。




Comments


bottom of page