2022年度第1回バイオインフォマティクス川柳優秀作品発表/2022Bioinformatics 1st week Haiku Prize
先週より後期の講義日程が始まりました。
今年から講義名が「バイオインフォマティクス」に変更されました。
この二年間は非同期オンライン講義動画配信のため、久しぶりの対面講義です。
日焼けした学生たちや教室のザワザワした感じは季節の変わり目を感じさせます。
初回の講義はガイダンスとPubmed/Google Scholarを使った文献検索、分子生物学の復習です。
文献検索では実際に論文のPDFファイルをダウンロードするところまでを実践し、
分子生物学の復習では生化学でも登場したルーレットで答えてもらいました。
復習問題の一つに、ゲノムの大きさを問う問題がありました。
小麦は6倍体のゲノムで、全長約17Gbpです。
一方、大麦は二倍体のゲノムで、1倍体が全長約5.1Gbpです。
どちらもヒトゲノム(3Gbp)と比べて長大で、塩基配列の決定はヒトから遅れること10年です。
研究結果は以下のとおり同じ号のNature誌に掲載されています。
この配列解析は次世代シーケンス技術の成果です。
今後学んでいくので、楽しみにしておいてください。
さて、先週の優秀川柳は以下の5句です。
パブメドで バイオマスターに 俺はなる!
コムギさん ゲノムサイズは オオムギさん
実験の 前に情報 収集を
ペアワーク 能動的に がんばろう
再履です 今年こそは 単位取る
皆さん残りの7週間、一緒に学んでいきましょう。
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