2022年度生化学川柳第十週目優秀川柳賞/2022Biochemistry Haiku prize week10
先週はDNAを基盤とする情報技術について学びました。
様々な生物より遺伝情報が収集される中で、
実際にそれぞれの遺伝子がどのように機能するかを調べることは大切です。
特に生化学では、タンパク質の働きを調べることが中心になります。
細胞の中で、いつどこでどのような因子がどのように働くか、
また、細胞から取り出した因子は、中と同じように働くのか?
違いがあるとすればどのようなことが影響するのかを理解することが大切です。
遺伝情報にはまだまだ未知であったり不明なものが数多くありますので、さらなる研究の余地があります。
さて、先週の優秀川柳は以下の5つです。
–DNA 図書館作って 効率化
–ゲノム見て 進化の軌跡 辿ろうか
–スニップが 十人十色 ものがたる
–組み換えで 甘い果物 作りたい
–目的の タンパク彩る GFP
以下は最近のScience誌の表紙で、犬のゲノム解析に関連したものです。
飼い犬の系統(純血、混血)と行動(社会性や懐きやすさ)や個性の関係を調べたものです。
ゲノム解析により交雑種の祖先をたどることは可能ですが、
行動や個性に関しては多様性が大きく予測が困難との結論でした。
今後の研究が楽しみです。
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