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2022年度生化学川柳第十四週目優秀川柳賞/2022Biochemistry Haiku prize week14

先週は前期最後の生化学講義を行いました。

内容は生体エネルギー論と生化学反応のタイプです。


これまで学んできた生体分子がどのようにして出来るのか、

また、そのためにはどのようなエネルギーが必要かについて学びました。

生体分子も他の化学物質と同様に原子同士が原子間結合でつながっているため、

エネルギーの授受により化合物ができます。

生体分子の場合、殆どが炭素を骨格とした化合物のため、

炭素の酸化と還元が重要になります。

炭素が水素と飽和した炭化水素は一番還元された状態で、一番酸化されたものが二酸化炭素です。

脱水素と酸素付加により酸化が進行し、脱酸素と水素付加により還元が進みます。

数週間前に学んだ脂質は末端のカルボン酸以外はほぼ全てが水素で付加された還元物質で、

糖は炭素と酸素がほぼ同数の中間酸化化合物です。

炭素-炭素結合は安定なため、反応を進めるためにはリン酸化やチオエステル化により一度活性化された状態が必要になります。

このようにエネルギーの授受によって起こりにくい反応が調節されて進みます。


さて先週の優秀川柳は以下の5句です。


–1週間 残りでなにが できるかな

–生きるため 支払い必須な ATP

–エネルギー 循環してる この世界

–平衡が K値(ち)によって 右往左往

–13人 友達増えた! ペアワーク


さて次回はいよいよ前期試験です。

ペアワークの成果が発揮されることを期待しています。


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