2022年度生化学川柳第四週目優秀川柳賞/2022Biochemistry Haiku prize week4
先週はタンパク質の構造を学びました。
アミノ酸同士がペプチド結合を形成し、一次配列の並びによりαヘリックスやβシートの二次構造が形成されます。
その後、二次構造同士が集まって三次構造が形成され、
複数のポリペプチド鎖がによって四次構造を形成します。
タンパク質は、単独で働くこともあれば、ヘムや他の化合物が結合して機能する場合もあります。
タンパク質が折りたたまれる過程はフォールディングと呼ばれ、アミノ酸の一次配列によって決定されます。
最近ではアミノ酸配列を入力するだけで、機械学習によって三次元構造を予測してくれます。
これまで構造解析が困難なタンパク質に関しても構造予測が利用されています。
私達の研究室でも構造予測を積極的に利用して研究を行っています。
さて、先週の優秀川柳は以下の五句です。
プロテイン 変幻自在の すぐれもの
ペプチド鎖 色んな力で 成り立つさ(鎖)
ひっそりと 野菜が必要 学ぶ会
生卵 変性起こして 目玉焼き
美容院 パーマで還元 システイン
下の写真は目玉焼きの焼き加減の比較です。
皆さんはどれがお好みですか?
私は2と3の間ぐらいの焼き加減が好みです。
それでは来週も楽しみにしています。
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