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2021年度第6回バイオインフォマティクス川柳優秀作品発表/2021Bioinformatics 6th week Haiku Prize
- nishinotatsuya
- 2021年11月10日
- 読了時間: 1分
先週は転写と翻訳を学びました。
遺伝情報が細胞内で機能するためには、転写によってmRNAや他のRNAが作られて、
翻訳によってタンパク質が合成されます。
トランスクリプトームやプロテオームは、
いつ、どの遺伝子がどの程度転写、翻訳されたかをゲノムスケールで調べる手法です。
一昔前はマイクロアレイや二次元電気泳動が使われていましたが(今でも使用されます)、
現在では次世代シーケンスや質量分析へと変化しています。
また、感度も向上して、変化を1細胞レベルで捉えることが可能になっています。
これにより、これまで不明だった様々なネットワーク構造が明らかになっています。
さて、先週の優秀川柳は以下の5句です。
Expasy 2文字抜けたら Easyなのに
慣れてきた データーベースの 扱いに
相互作用 入り組みすぎて 昼ドラか
様々な 分野で使う 二進数
洒落てるね ロゼッタストーン 解読だ
来週も楽しみにしています。
以下の写真は、大英博物館に展示しているロゼッタストーンです。
タンパク質や遺伝子の解析でも原理解明のため、同名の手法が使われています。

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