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2021年度生化学1生化学川柳第十三週目優秀川柳賞/2021Biochemistry1 Haiku prize week13

  • 執筆者の写真: nishinotatsuya
    nishinotatsuya
  • 2021年7月21日
  • 読了時間: 2分

先週は生体膜を介した様々な情報伝達シグナルを学びました。

前回の生体膜で膜の種類や膜タンパク質について学びましたが、

細胞にとって大切なのは外界からのシグナルを細胞内に正しく伝えて応答することです。

それは細胞内の代謝を調節してエネルギーを作り出すことや、

遺伝情報に働きかけて必要なタンパク質を合成することもあります。

また、多細胞生物の場合はお互いにコミュニケーションを取り合って、

場合によっては細胞死を選択ということもあります。

このようなシグナルで重要となるのがシグナル分子やシグナルに頻繁に利用されるリン酸化です。

多くの蛋白質が連動して働くことからリン酸化カスケードとも呼ばれています。

このようなカスケードが適切なタイミングで働くことで、僅かな環境変化を捉えることが可能になります。


さて先週の優秀川柳は以下の5句です。


「好き」と言い 振られた記憶 アポトーシス

シグナルで 命と情報 繋いでる

受容体 受け取るだけじゃ 物足りない

Gタンパク αだけが 一人立ち

夏休み 自粛に五輪に 生化学


講義は今週で終了で、次回は9月明けの期末試験です。


今週からオリンピックですね。

これまでいろいろな困難を乗り越えて努力して来た選手たちを自宅から応援したいと思います。

暑い日が続きますので、皆さん熱中症に気をつけて良い夏休みをお過ごしください。




 
 
 

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