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2021年度生化学1生化学川柳第五週目優秀川柳賞/2021Biochemistry1 Haiku prize week5

  • 執筆者の写真: nishinotatsuya
    nishinotatsuya
  • 2021年5月27日
  • 読了時間: 1分

先週はタンパク質の機能について学びました。

生体内でそれぞれの目的の機能を発揮するため、

タンパク質は様々な制御を受けています。

ヘモグロビンは肺で酸素を受け取り、組織で放出します。

酸素の受け取りと放出はヘモグロビンの構造変化と連動していて、

二酸化炭素濃度の違いでpHが変化し、糖の代謝産物によっても影響を受けます。

酸素濃度の薄い高地ではヘモグロビンの酸素結合能力が低下しますが、

糖代謝が変化することで酸素結合能力が向上します。

スポーツ選手の高地トレーニングはこの効果を利用したもので、

平地に戻ってもある程度の期間であればこの効果が持続します。


さて先週の優秀川柳は以下の5句です。


シグモイド S字と呼ぶのは 無理がある

ヘモグロビン 酸素がいないと 落ち着かない

ミオグロビン 酸素を受け取り 蓄える

見習おう タンパク質の 協同性

赤血球 一度は押したい そのくぼみ


来週も楽しみにしています。








 
 
 

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