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2021年度バイオインフォマティクス教育セミナー

12月6日より8日までバイオインフォマティクス教育セミナーを開催しました。

昨年に引き続きオンラインで行いました。

昨年、一昨年に引き続きシンガポール国立食品生物工学研究所Prakash Arumugam先生および

産業技術総合研究所富井先生にご講演をお願いしました。

Arumugam先生はウィーン、オックスフォードで一緒に研究した旧知の仲です。

最近論文になった研究も含めてケミカルジェネティクについて講義していただきました。

視聴していた学部学生にとって初めての英語講義でしたが、丁寧でわかりやすい講演内容でした。

富井先生も大阪大学時代に同じ研究所に在籍し、研究やレクリエーションなど様々な活動をともにしました。

配列解析や立体構造予測の専門家で、最近話題になっているAlphFoldや立体構造予測全般に関して講義していただきました。

タンパク質の立体構造予測は創薬や生命科学のイノベーションに欠かせませんが、

今なぜAlphaFoldが登場したのか、その原理についてもわかりやすく紹介していただきました。

私は2日目にDiscoveryStudioを使ってタンパク質構造のモデリング、低分子とのドッキング、創薬化合物評価の演習を行いました。


今年度もオンライン開催でしたが、5名の海外招待講演者、4名の国内招待講演者にバイオインフォマティクスに関する様々な分野を紹介していただきました。

毎日100名の学生が参加し、講義動画も配信され、見逃した学生や一回目の講義で理解できなかった学生にも視聴してもらうことができ、オンラインならではのメリットを感じました。


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