2020年度西野研実習5日目
実習最終日、5日目です。
先週と同様に担当するTAは同じ場所で、
学生が実習室とターミナル室を入れ替えて行いました。
ターミナル室の実習説明は月曜日と同じくM1の山本くんが担当です。
前回よりもさらにわかりやすい説明になっていたので安心して聞けました。
学生の方はもう一方の班から情報を得ていたらしく、集中して聞いていました。
ドッキングシミュレーションはうまくいくと、タンパク質がどのように化合物を認識するか予測することが可能です。
今回はよくわかっているタンパク質で行いましたが、新型コロナウイルス由来のタンパク質でも同じことが可能なので、感染を抑制するような化合物をデザインすることが可能です。
実習室では班員を入れ替えてアフィニティ精製とプロテアーゼ実験です。
6人から7人が一つの班に分かれていますが、TAと学生の組み合わせによって雰囲気がガラッと変わります。
皆さん総じておとなしくしているようですが、慣れてくると地が出てくるのが見ていてとても楽しいです。
最終日はその後に提出するレポートの準備もあるので、
皆さんパソコンを準備して実験結果の入力や考察を行っていました。
今年度は新型コロナによる影響で例年とは違った形式での実施になりましたが、
全体的にゆったりとした流れの中で集中して実験するという雰囲気になりました。
今年度の経験を踏まえて来年に向けて備えたいと思います。
この数カ月に渡って準備や実習、後片付けに大忙しだった研究室のメンバー、協力どうもありがとう。
みなさんお疲れ様でした。
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