2019年度生命情報川柳第7週優秀川柳賞/2019 Bioinformatics Haiku 7th week prize
先週はエピゲノム、メタゲノム、パスウェイ解析を学びました。
エピゲノムはDNA配列のみで決まらないDNAのメチル化やヒストンの翻訳後修飾の解析です。
遺伝子配列が全く同じ一卵性双生児であっても身体的特徴や病気のなりやすさが違っています。
昔は環境要因ということでまとめられていましたが、
近年は遺伝子配列以外の違いはエピゲノムにあるということで解析が進んでいます。
メタゲノムは環境中に存在する微生物の種類や保有遺伝子を調べる方法で、
特に培養が困難な微生物に適用されています。
どちらも次世代シーケンス法が確立され、大規模に遺伝子配列を調べられるようになって発展してきた技術です。
パスウェイ解析は1つ1つの反応を個別に見るのではなくネットワークとして捉えることで代謝経路が明らかになります。
先週の優秀川柳は以下の5句です。
ヒストンの 尻尾のリジンに 飾り付け
ショットガン メタゲノムですら 狙い撃ち!
テスト勉 してみてわかる バイオの楽しさ
エピゲノム 制御している クロマチン
エピと聞き パンを想像 エピゲノム
来週はテストです。
これまでに学んだ項目をしっかり復習して臨んでください。