2018年度バイオインフォマティクス川柳第2週優秀賞/2018 bioinformatics haiku 2nd week prize!!
先週は台風の影響で休講となり一週空いてしまいました。
バイオインフォマティクス の第一歩は配列解析です。
現在ではヒトの遺伝子も10万円ほどで配列決定できる時代です。
そのようにして決定した配列が他の配列とどの程度似ているのか、違っているのか、
なんとなく似ているかもという曖昧な表現ではなく、
どの部分が何%似ていて違っている部分はどのようなところなのかを正確に比較することによって重要な部分が見えてきます。
そのためにも大事になってくるのがどのように配列を比較するかで、多分に数学的な要素が入ってきます。
生物工学科でここまで数学を取り入れるのはプログラミンングと生命情報ぐらいでしょう。
学生達の不安な感じが伝わってくるので毎年心配ですが、なんとか興味を持ってもらえるように色々工夫しています。
パズルのような動的計画法、皆さんもよく使用するであろうFASTAやBLASTの原理を学んでいます。
今週の優秀川柳は以下の5句です。
アミノ酸 データを並べ 淡白に(タンパク)
ペアワイズ 不一致(which)一致 orギャップ
局所的 大域的の 差が大事
点と線 繋げて見つける 類似点
類似度を すぐ出す裏技 BLAST
来週も楽しみにしています。